
観覧車の写真素材です。よく晴れた日の午後、青空の中をゴンドラがゆっくりと回っている一枚を、空を広めに入れて撮りました。
この写真について
観覧車を斜め下から見上げる位置で撮影しています。太陽を背にした順光で撮っているため、空の青が濃く残りました。同じ観覧車でも太陽に向かう側から撮ると、空は白く飛び、ゴンドラの色も沈みます。立つ位置を変えるだけで、写り方はここまで変わります。
観覧車は英語で「Ferris wheel」といいます。ゆっくり回っているように見えても、ゴンドラの位置は一枚ごとに変わります。続けて数枚撮っておくと、支柱とゴンドラの重なりが気持ちよく決まった一枚を、あとから選べます。
観覧車の写真の撮り方
観覧車は大きくて目立つ被写体ですが、そのまま構えると「ただ写っているだけ」の一枚になりがちです。実際に撮ってみて効果が大きかったのは、次の3つでした。
主役を1つに絞る
観覧車の全景、連なるゴンドラ、支柱の骨組み。この3つはそれぞれ別の写真になります。1枚に全部を入れようとすると、どれも中途半端になります。全景なら引いて空を広く、骨組みなら寄ってリズムを見せる。撮る前に決めておくと迷いません。
真正面より少し斜めから
真正面から撮ると円はきれいに写りますが、平面的な図形になります。数歩ずれて斜めから見上げると、ゴンドラが手前と奥に分かれて奥行きが出ます。この写真も、正面ではなく斜めの位置から見上げて撮ったものです。
空の面積で印象が決まる
観覧車の写真は、半分は空の写真です。空を広く取れば開放感が出て、素材として使うときの余白にもなります。逆に空を切り詰めて観覧車で画面を埋めると、模様に近い印象になります。曇りの日は空が白く飛びやすいので、その日は空を狭めに取ったほうがまとまります。
迷ったときは、少しだけ暗めに撮っておくのが安全です。明るさをマイナス側に振ると空の青が締まり、ゴンドラの色も残ります。明るく撮りすぎて白く飛んでしまった空は、あとから青を戻せません。
観覧車の写真を素材として使うコツ
観覧車は「遊園地」「レジャー」「休日」「非日常」といった空気を、説明なしで一目で伝えられる被写体です。文字数を減らしたいときに便利で、次のような使い方に向いています。
- レジャー・観光・イベント告知のバナーやヘッダー
- 空の部分に文字を載せる、資料の表紙やスライドの背景
- ブログ記事のアイキャッチ(横位置のまま、切り出しなしで収まります)
- 輪郭だけを切り抜いて、シルエットとして使う
文字を載せるときは、ゴンドラのかかっていない空の面を選ぶと読みやすくなります。濃い青の上には白い文字、明るく抜けた部分には濃い色の文字が基本の組み合わせです。
まとめと、次の一歩
主役を1つに絞る。真正面より少し斜めから。空の面積を先に決める。この3つだけで、観覧車の写り方ははっきり変わります。素材として使うなら、空の余白が広い一枚を選んでおくと、あとから加工しやすくなります。
夜の観覧車をお探しの方は 神戸ポートタワーと観覧車の夜景 に、風景全般の素材をお探しの方は 自然の無料写真・フリー素材 にまとめています。撮影機材の選び方は 風景写真のカメラ・レンズの選び方 で紹介しています。
次に観覧車を見かけたら、まず一歩だけ横にずれてみてください。同じ観覧車が、少し違う顔になります。