
サイといえば、がっしりとした体と鼻先の角を思い浮かべる方が多いはずです。ところが当サイトの写真のなかで、ひそかに人気を集めているのが「サイのお尻」。丸みのある大きな後ろ姿には、いかつい見た目とは裏腹の愛嬌があります。
このページでは、そんなサイのお尻の写真をはじめ、体の大きさや硬い皮膚、角、意外と短い足など、サイの特徴を当サイトが実際に撮影した写真とともに紹介します。シロサイとクロサイの違いや、泥浴びが好きな意外な一面まで、サイの魅力をまるごとお届けします。
丸くて人気?サイのお尻
正面から見ると迫力たっぷりのサイですが、後ろにまわると印象は一変します。サイのお尻は、ぷりっと丸く張り出していて、太い後ろ足とあいまって、どっしりとした安定感があります。「サイのおしり」「サイの尻」と検索して写真を探す方も少なくないようで、その愛嬌のある後ろ姿は一度見ると忘れられません。
トップの写真は、まさにそのまるいお尻を真後ろからとらえた一枚です。左右にぷっくりと張り出した形は、見る角度によってはハート型のようにも見え、思わず笑顔になります。大きな体に対して小さくちょこんとついたしっぽや、どっしりとした後ろ足とのバランスも、後ろ姿ならではの見どころ。いかめしい正面の印象とのギャップも、サイのお尻が愛される理由かもしれません。
サイの特徴(大きさ・皮膚・角)
サイは、ゾウに次いで大きな陸上動物です。大きな種類では体重が2トンを超えることもあり、その巨体を太く短い四本の足でしっかりと支えています。立ち上がると、肩の高さが大人の背丈ほどになる種類もいます。
体をおおう皮膚はとても厚く硬く、岩のような重厚感があります。そして最大の特徴が、鼻先の角。サイの角は骨ではなく、毛や爪と同じ成分(ケラチン)が固まってできたものだといわれています。サイの仲間には角が1本のものと2本のものがいて、アフリカにすむサイは前後に2本の角を持っています。見た目の迫力とは違い、サイは草や葉を食べるおとなしい草食動物です。
サイの足は意外と短い?
大きな体を支えるサイの足は、太くたくましい一方で、体の大きさのわりには短く見えるのが特徴です。地面に近い低い姿勢でどっしりと構えるその姿は、サイならではの安定感を感じさせます。足の指は3本で、ウマやバクと同じ仲間(奇蹄目)に分類されます。当サイトには、思いのほか足の短さが伝わるカットもそろっています。
サイの背中
サイを横や後ろから見ると、ゆるやかに盛り上がった背中のラインも印象的です。厚い皮膚にできたしわや、太陽の光を受けたときの質感など、近くで見ると見どころがたくさんあります。ごつごつとした見た目ながら、その背に小鳥がとまっていることもあり、サイと鳥が助け合って暮らすようすが見られることもあります。
サイは何を食べる?
サイは草や木の葉を食べる草食動物です。視力はあまりよくないといわれますが、そのぶん聴覚や嗅覚が鋭く、周囲のようすを敏感に感じ取ります。ふだんはおとなしく過ごしていますが、警戒すると意外な速さで走り、短い距離なら時速40〜50kmほどで突進するともいわれます。多くは一頭、あるいは親子で静かに暮らしています。
サイの種類(シロサイとクロサイ)
アフリカには、大きく分けてシロサイとクロサイの2種類のサイがすんでいます。名前は色の違いのようですが、実際の体の色に大きな差はなく、見分けるポイントは口の形です。シロサイは口が幅広く、地面の草を食べるのに向いています。いっぽうクロサイは口の先がとがっていて、木の枝や葉をつまむように食べます。暮らし方の違いが口の形にあらわれているのです。なお、アジアにすむインドサイなどは角が1本で、皮膚が鎧(よろい)のように分かれて見えるのが特徴です。
サイは泥浴びが好き
サイは、泥の中で体を転がす泥浴びを好みます。泥を全身にまとうことで、強い日ざしから皮膚を守り、体温の上がりすぎを防ぎ、さらに体につく虫を寄せつけにくくしているといわれます。乾いて固まった泥は、まるで天然の日焼け止めや虫よけのように働くのです。厚い皮膚をもつサイにとって、泥浴びは大切な体のお手入れといえます。
サイに関連する写真
ほかのサバンナ・草原の動物も
ゾウ・ライオン・シマウマ・キリンなど、サバンナや草原に暮らす動物を写真で紹介する図鑑もご用意しています。




