
水族館の大きな水槽をのぞくと、サメ・サバ・エイなど、色も形もさまざまないろんな魚たちが一緒に泳いでいます。きらめく熱帯魚、群れで方向を変えるイワシ、ゆったり泳ぐイルカ——海の中には、見ているだけで飽きない生き物がたくさんいます。
このページは、当サイトが実際に水族館や海辺で撮影してきた海の生き物(海水)の写真図鑑です。熱帯魚・イルカ・オットセイ・クマノミ・サメ・イワシ・ヤドカリなどを、かわいい姿・かっこいい姿の一覧で紹介し、名前の漢字や英語、観察して気づいた生態の豆知識まであわせてまとめました。気に入った写真は無料でダウンロードできます。
海の生き物(海水)とは
「海の生き物」とは、海で暮らす生き物の総称です。魚類だけでなく、イルカやオットセイのような哺乳類、ヤドカリや貝などの無脊椎動物まで、とても幅広い仲間が含まれます。同じ「海」でも、浅い岩場・サンゴ礁・外洋・深海と環境はさまざまで、そこに合わせて体の形や色も大きく変わります。
このページでは、その中でも水族館や海辺で出会いやすい海水の生き物を中心に、自社で撮影した写真とともに紹介します。淡水の魚(メダカなど)や水辺の鳥は別のページで扱っています。
海の生き物の一覧・写真図鑑(海水)
当サイトで撮影した海の生き物を、仲間ごとに写真で紹介します。それぞれ詳しい写真ページにリンクしているので、気になる生き物はそちらもご覧ください。
熱帯魚・クマノミ(サンゴ礁の魚)
水族館でいちばん人気のあるコーナーといえば、色とりどりの熱帯魚。オレンジと白の縞模様が愛らしいクマノミ(カクレクマノミ)は、イソギンチャクの中に隠れて暮らす姿がよく知られています。撮影していると、クマノミがイソギンチャクの触手の間を出たり入ったりを繰り返すのが観察できました。
関連写真:熱帯魚の大群/熱帯魚:クマノミ/綺麗なサンゴと熱帯魚/水槽で泳ぐかわいい熱帯魚
イルカ
海の人気者、イルカ。なめらかな体つきで、水面とのあいだを行き来しながら泳ぎます。賢く好奇心が強い生き物で、こちらを見ているような仕草を見せることもありました。
関連写真:イルカ
オットセイ・アザラシ(海の哺乳類)
オットセイはアシカの仲間の哺乳類で、岩の上で背中を乾かしたり、独特の鳴き声を上げたりします。よく似たアザラシ・アシカとの見分け方や鳴き声については、専用ページで詳しく紹介しています。
関連写真:オットセイ/太陽で背中を乾かすオットセイ/浅いプールでくつろぐアザラシの子供
サメ・ジンベイザメ
大きな水槽を悠々と泳ぐサメやジンベイザメは、迫力満点。ジンベイザメは世界最大の魚として知られますが、性格はおだやかで、小さな魚と一緒に泳いでいる様子も見られました。
関連写真:鮫(サメ)の他いろんな魚たち/水槽で泳ぐいろんな魚たち
イワシ(群れ)
水族館の見どころのひとつが、イワシの大群が一斉に向きを変える「トルネード」。一匹ずつは小さくても、数千匹が同じ方向に動くと光を反射して銀色に輝き、その瞬間は思わず見入ってしまいます。
関連写真:鰯(イワシ)の群れ/高速で泳ぐ鰯(いわし)の群れ
ヤドカリ・貝
磯の人気者ヤドカリは、巻貝の殻を「家」にして暮らし、体が大きくなると新しい殻に引っ越します。撮影中も、近くの貝殻が気になる様子で何度も近づいていました。
関連写真:ヤドカリ/アサリを励ます他の貝たち
かわいい海の生き物・かっこいい海の生き物
海の生き物は、見る角度や種類によって「かわいい」とも「かっこいい」とも感じられます。かわいい海の生き物でいえば、イソギンチャクに隠れるクマノミ、つぶらな瞳のアザラシの子ども、殻からそっと顔を出すヤドカリなど。一方でかっこいい海の生き物といえば、群れを率いるように泳ぐサメ、巨体で堂々と泳ぐジンベイザメ、銀色に輝くイワシの群れが代表格です。
同じ生き物でも、表情をとらえた1枚は「かわいい」、迫力をとらえた1枚は「かっこいい」印象になります。上の図鑑から、お気に入りの1枚を探してみてください。
海の生き物の漢字一覧(読み方付き)
海の生き物の名前には、見慣れない難しい漢字が当てられているものがあります。クイズでよく出る難読漢字を、読み方付きで一覧にしました(当て字・熟字訓には諸説あるものもあります)。
| 漢字 | 読み方 |
|---|---|
| 膃肭臍 | オットセイ |
| 海豚 | イルカ |
| 海獺 | ラッコ(※表記には諸説あり) |
| 海象 | セイウチ |
| 海驢 | アシカ(※「葦鹿」とも) |
| 鰯 | イワシ |
| 鮫 | サメ |
| 海月/水母 | クラゲ |
| 寄居虫/宿借 | ヤドカリ |
| 浅蜊 | アサリ |
もっとも難しいのは、やはりオットセイの「膃肭臍」。漢字の由来や読み方は、オットセイの専用ページでくわしく紹介しています。
海の生き物の英語一覧(単語集)
海の生き物の名前を英語でまとめました。水族館や英語学習で役立つ基本の単語です。
| 日本語 | 英語 |
|---|---|
| イルカ | dolphin |
| オットセイ | fur seal |
| アザラシ | seal |
| アシカ | sea lion |
| セイウチ | walrus |
| ラッコ | sea otter |
| サメ | shark |
| ジンベイザメ | whale shark |
| イワシ | sardine |
| クマノミ | clownfish(anemonefish) |
| ヤドカリ | hermit crab |
アシカ・アザラシ・オットセイ・トド・セイウチは見た目が似ていて、英語でも混同しやすい仲間です。違いと英語の使い分けは、オットセイのページで整理しています。
知っておくと面白い 海の生き物の生態・豆知識
写真を撮りながら観察して気づいた、海の生き物の小ネタを紹介します。
- オットセイの鳴き声:のどの奥から絞り出すような声で鳴きます。人の咳を表す「オットセイのような咳」という言い回しは、この声に由来するといわれます。
- イワシの群れ:群れで一斉に同じ向きへ動くのは、大きな魚から身を守るためと考えられています。光の反射で群れ全体が一枚の銀の布のように見えます。
- クマノミとイソギンチャク:刺されると危険なイソギンチャクの中で、クマノミだけは平気で暮らします。外敵から身を守る「住まい」にしているといわれます。
- ヤドカリの引っ越し:成長すると今の殻が手狭になり、より大きな貝殻へ移ります。ちょうど良い空き殻を探して何度も品定めをします。
※生態の解説は一般に知られている内容をもとにしています。詳しい生態には諸説あるものもあります。
海の生き物はどこで見られる?(水族館で会える生き物)
ここで紹介した熱帯魚・イルカ・オットセイ・サメ・イワシの大群などは、全国の水族館で実際に見ることができます。大水槽のイワシのトルネードや、イルカ・オットセイのショーは、写真や映像とはまた違った迫力です。お近くの水族館で、本物の海の生き物に会ってみてください。