
岐阜県郡上市の大滝鍾乳洞で撮影した洞内の写真です。夏休みに家族で訪れた日に撮りました。
大滝鍾乳洞とは
大滝鍾乳洞は、郡上八幡の市街地から山ひとつ隔てた場所にある鍾乳洞で、市街地からは車で20分ほどです。古生代の石灰岩にできた断層が、地下水によって長い時間をかけて削られてできました。全長は約2kmあり、そのうち約700mが一般に公開されています。
入口までは、斜面を登る木製のケーブルカーで向かいます。木製のケーブルカーは全国でも珍しく、乗ること自体を楽しみにして訪れる人も多いそうです。洞内のいちばん奥には落差約30mの「地底の大滝」があり、地底の滝としては日本最大級ともいわれています。
この写真について
洞内に入ったのは午前10時ごろです。この日は雨が降っていて、そのせいか中の湿度がとても高く、カメラのレンズが曇りました。
洞内の光は緑がかった色をしていました。照明の色なのか、鍾乳石そのものの色なのかは、その場では見分けがつきませんでした。暗がりのなかに鍾乳石が浮かび上がる様子は、妖艶な雰囲気でした。
大滝鍾乳洞・鍾乳洞の写真

2枚とも同じ日に洞内で撮ったものです。
鍾乳洞を撮るときに気をつけていること
湿度によるレンズの曇り
鍾乳洞のなかは湿度が高く、雨の日はとくにレンズが曇りやすくなります。曇ったまま撮ると写真全体が白くかすむので、シャッターを切る前にレンズの状態を確かめるのが大切です。
暗さとシャッタースピード
洞内は照明があっても、写真にするには光が足りません。このときはシャッタースピードを少し落として撮影しました。遅くするほど手ブレしやすくなるため、落とすのは少しだけにしました。
枚数を多めに撮る
暗くて湿度の高い場所では、ブレや曇りで使えないカットが増えます。この日も数十枚撮ったなかで、見返して納得できたのは2〜3枚だけでした。鍾乳洞では、多めに撮ってあとから選ぶつもりで臨むのが現実的です。
子ども連れで行くなら
公開されている約700mの道のりは、実際に歩いてみると長すぎず短すぎず、ちょうどよい長さでした。小さい子どもと一緒でも歩きやすく、家族で出かけるには良い場所だと感じました。
入口へ向かう木製のケーブルカーの写真は、鉄道・線路の写真まとめに掲載しています。
この写真の使い方
洞窟や地下の空間を紹介する記事、夏に家族で出かけられる涼しいスポットの案内、探検や神秘をテーマにした資料の挿絵などに使えます。緑を帯びた色合いは、少し不思議な場面の背景にも合います。