
雪が降り積もって街全体が白くなった写真を公開しています。
冬をテーマにした資料の背景、季節のあいさつ状、ブログのアイキャッチ、スマートフォンの壁紙など、白い面を広く使いたい場面に向いています。
この写真について
雪が降り積もった日の名古屋市中区三の丸を、歩道の高さから撮影しています。横長・1024×680ピクセル。手前に歩道と足跡、奥に建物と道路が入る構図です。
雪の日は光の条件が独特です。空が一面の雲に覆われるため影がほとんど出ず、地面に積もった雪が光を返して下からも照らされる状態になります。そのぶん立体感は乏しくなりますが、色の転びが少なく、後から加工しやすい素材になります。
照明は足さず、その日の自然光だけで撮っています。雪が解けはじめる前の時間帯で、路面にも歩道にも足跡がまだ少ししか付いていません。生活感の少ない、静かな雪の朝の状態です。
雪景色の写真を素材として使うときのコツ
雪は思ったより暗く写る
カメラは画面全体の明るさをならして測るため、画面の大半が雪だと「明るすぎる」と判断して露出を下げ、雪が灰色に沈みます。雪景色の写真が思ったより暗く見えるのは、多くの場合これが理由です。
逆に補正しすぎると、今度は雪の階調が飛んで真っ白な面になり、後から質感を戻せなくなります。この写真は白が残る範囲で明るめに寄せてあるので、素材として使うときは明るい側をわずかに下げると雪の凹凸が戻ります。
文字を重ねるなら空か雪面を選ぶ
雪景色は、情報量の多い帯と少ない帯がはっきり分かれます。建物や電線が入る帯に文字を置くと読みにくくなりますが、空と雪面はどちらも平坦なので文字がよく乗ります。
トリミングで「街」にも「質感」にもなる
建物や道路を含めて切り出せば「雪の街」の情景になり、雪面だけを切り出せば冬の質感素材になります。前者は季節の告知やイベントの背景に、後者は全画面の背景に引き伸ばしても成立します。用途に応じて切り分けてください。
ただし、タイル状に並べて敷き詰める使い方には向きません。写真である以上、明るさのムラも一緒に繰り返されて継ぎ目が目立ちます。広い面を埋めたい場合は、1枚を引き伸ばすか、必要な部分を大きく切り出してお使いください。
壁紙として使うとき
この写真は横1024ピクセルなので、大きなディスプレイの壁紙にすると引き伸ばしになります。ただし雪面は模様が細かくないぶん引き伸ばしに強く、多少拡大しても粗が目立ちません。逆に建物や電線の部分は輪郭が甘くなるため、雪面が広く入る位置で切り出すときれいに収まります。
雪の日にこの写真をどう撮ったか
撮影地は名古屋市中区三の丸、名古屋城の南にあたる一帯です。平野部の市街地のため、雪が積もる日はそれほど多くありません。積もっても翌日まで白いまま残ることは、あまりないと感じています。
降っている最中に撮ると、レンズの前面に雪が付いて溶け、水滴として写り込みます。拭いても数十秒でまた付くため、実際には降り止んだ直後を狙うか、屋根や高架の下から撮ることになります。この一枚も、降り止んで空が明るくなりはじめた時間に撮っています。
積もった雪は時間との勝負でもあります。市街地の雪は車と人にすぐ踏まれて濁るため、白い面が残っているのは降り止んでから数時間だけです。同じ場所でも昼を過ぎると、写真の印象はまったく別のものになります。
足元にも注意が必要です。雪の下に凍った路面が隠れていることがあり、カメラを構えたまま横に動くと滑ります。歩道の縁石や段差の位置が雪で見えなくなるため、撮る前に一度足で確かめてから構えています。
雪景色の無料写真
雪の降り方や積もった場所によって、写真から受ける印象はかなり変わります。同じ雪の日に撮った写真を用途別に公開しています。


日本庭園・神社の雪景色
夕暮れの日本庭園に降り積もった雪や、神社の鳥居と灯篭に載った雪など、和の情景としての雪景色は別のページにまとめています。夜寄りの落ち着いた色で撮ってあるため、街の雪とは用途が分かれます。
まとめ
雪景色の無料写真を、街の情景として撮った一枚から公開しています。雪はイラストにすると白い面と丸の組み合わせになりがちですが、実物は足跡やわだち、解けかけた縁の濁りまで写ります。その差が必要な場面で、この写真が役に立てば幸いです。